春の鈍器。…20190302sat.@Xデザイン学校大阪分校 公開講座

春である。心がざわつく。

3月2日(土)、4年連続となろうか?
この時期、大阪で開かれるデザイン公開講座(*1)に行ってきた。

毎度、「殴られる」ことを予測しながら行く。

会場はyahoo! グランフロントオフィス

身構えちゃいけない。自然体で、受けてたとう。
―それこそが、おそらく、もっともダメージが少なく、レジリエンスをもって、成長に繋がるはず。―

そしたら、案の定。いや、案の上。
想定を上回る、ダメージを受けた。

いや、ダメージと言っていいのか?ドスン、とボディーに効く「ゆさぶり」、である。

重いやつ。「鈍器」である。

*  *  *

今年のテーマは
「ビジネスとこれからのデザイン」。

、、、いや、普通やん。(と、思うでしょ?)

しかし、基調講演2本(*2)の間に、どんどんおなかのあたりがぐらぐらしていく(*3)。

このあと重い鈍器が見舞われる

今、取り組んでいることの激烈な新陳代謝を感じる。
自分がうんうん取り組みながら、漠と感じていたことをあっさり視覚化・構造化されちゃったりする。
古い、と一蹴され、「その次」が強烈につきつけられたりする。

「知識」だけなら、スマホで得られる。

この場には、「リアル」がある。「デザイン」がある。
それを多面的に咀嚼し、刺激しあうコミュニティ(メンバー)がいる。

コーヒーとスイーツで脳に活を入れながらワーク

*  *  *

この公開講座で、取り分け「好きな」時間がある。
、、、ということに、気が付いた。

お2人の講師の講演のあと、参加メンバーによるグループワークがあり、
班ごとにいくつかのテーマに分かれて議論した、「取って出し」の知見や気付き、提案を発表しあう、のだが、、、

テーマごとにその場でグループ編成

私は「人間中心」を問い直す班に

発表ギリギリまでメンバーで絞り出す

「初めまして」のメンバーで、10~20分?話したところで、
「提案」にまでいたる班は少ない。
ナマナマしい気付きや迷い、問いのタネ、みたいなところ、
ひとまず、「今、今の今」の考えを吐露するしか、ない。

緊張の瞬間である。

それを聞いた講師のお2人も、
それぞれの「今、今の今」で、反応するしか、ないのだ。

*  *  *

縦横無尽にコメントが講師より返される。テンポよい反応。
一方で、講師がコメントに入る一瞬、「ため」があったりする。(*4)

班ごとに発表。そうきたか!とたがいの発表から刺激を受けつつ、講師からのコメントにドキドキ。

この「ため」を経て、放たれる一声。
ここには、なんらかの「誰も知らなかった、一期一会の、新しいこと」が含まれている。

この時間が「好き」なんだな、私。

*  *  *

自らをアップデートするために。
どんどん捨てろ、と浅野先生。
浅野先生、森田先生から、ご自身のリアルにおける、ドラスティックな捨てっぷりが鮮やかに示される。

ぐさり。

自分自身の変化を1年に1度、定点観測する場。
はたして私はどれだけ捨てたのか?

鈍器がボディーに効いている。

37階からのながめ。身体を風が抜ける。

■補足

*1:
この講座の本体は、ほぼ1年に渡る連続講座であり、「Xデザイン<学校>」と言う。
(私が参加したのは年に1度の公開講座。)
今回参加させていただき、2018年度の受講生のみなさんの発表(ライトニングトーク)をお聴きしたり、
何人かのかたがたとお話しする中で、「学校」という言葉に納得。
講座の「回数」という単純な話しではなく、リアルのスクーリングの時間「以外」も、深く各々の変化に作用している。
背景の異なる人どうし、リアルとネットを介して継続的に、互いに学び合える場であるのだな、と感じた。

▼Xデザイン学校 公式HP
https://www.xdesign-lab.com/

*2:
基調講演
「企業で活かすUX」(佐藤啓一郎氏)
「ゲームチェンジとサービスデザイン」(浅野 智氏)

*3:
参加のY先生と雑談。
「今年の変化はヤバイ!」と。(私だけの感触ではなかった!)
毎年、ヤバイ、と思わされる。
が、ほんとうに、その変化の差分が、今年はヤバかった。、、、あかん、ヤバイ。汗。

HCD、UX、デザイン思考も捨てる対象?

*4:
「ため」のひとつに、「人間中心」を捉え直す、というシーンがあった。
たとえば<人間性>の角度から?
捉え直しの近道は、捨てること。