「オレトク勉強会」が4回めを数えた。
修了してまもなく1年、大阪大学ワークショップデザイナー育成プログラム(以下、阪大WSD※1)の同期生たちとの自主的な勉強会(ミートアップ)である。
「参加者一人ひとりが率先して自分にとって得ること(=オレトク・俺得※2)を確保する」という意味がある。
「お客さんになる(他者からのインプット)」と「よかれと思ってがんばる(他者へのアウトプット)」双方に係る、「過ぎる(トゥーマッチ)」を予防する意味合いもある。
やってみると、これがどーして、なかなか歯ごたえがあるのだ。
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1~3回は「おためし勉強会」として連続開催した。
(ここで上記の「骨組み(コンセプト)」をざっくり確認。)
4回めとなった5月28日。ここから先は「本開催」であり、「サドンデス(?)」でもある。
関わるヒトたちの「オレトクバランス」が成立しないと開催見送り、となるからだ。
会場はLINKオフィス(正確には共有スペース)。
ドタキャンは(悲しいけれど)可、ドタ参加大歓迎。事務局シゴトは(極力)なし。
若干の緊張感?をはらみつつ、成立すると、ウレシイ。
「スベテのヒトが、得ること、与えることの双方を持ち寄り、会する」となる。
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はたして4回めの「オレトク勉強会」は、参加メンバーによるそれぞれの「持ち寄りワーク(または相談ごと)」をその場でアレンジし、1日(半日強)のプログラムに組み上げ、都合3つのミニワークの開催となった。
1限めはYさんによるホワイトボード活用mtg。Tさん実践の高校生芸術鑑賞ワークショップを題材に。
2限めはSさんによる夏休みこどもアートイベントの企画ブラッシュアップ。
3限めはKさんによるユニバーサルなメガ?プロジェクト。
、、、オモロイ。
、、、オモロ過ぎる。
「その日組み上げたプログラム」であり、1つあたりの持ち時間が30~80分ながら、「深い」。
ストン!!!と、「いくつかの核心」に到達するのだ。
予定調和ではなく、一期一会(※3)の偶然と創造がある。
うーーーーーーんんん、スゲイな!
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前提として、「全員がリーダーになる瞬間があり、その役割は絶えず移動する」「互いがたがいを複方向に活かし合う」ことを学んだWSDメンバーだから成立する(あるいは不成立でも許容される)という信頼が、もちろん、ある。
ヒトに会えること、情報と刺激、熱量を得ることは言わずもがな、
あえて加えて、今の私にとっての「オレトク」とは?
1)「準備しないこと」に耐えられるか?の実験。(やりすぎ体質なので。)
2)「環境(LINKオフィス)のポテンシャルをどこまで引き出せるか?」の実験。(10人!超えてもWS可能と発見。)
3)「ココロから歓迎できる時間をつくれるか?」の実験。(ほかでテンパってると、ムリだから。)
4)「ダメなときはダメと言えるか?」の実験。(1に同じ、3と合わせ技。)
加えて、今後はちょっとしたガジェット実験とかも、してみたい。(プログラミングとか、ライブ中継とか。)
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サドンデス?ながら、第5回の開催も決まった。次は「修了1周年同窓会仕様・拡大版」。会場はちょっとゼイタクしてステキなレンタルスペース(イタメシ屋!)。
願わくはキンミライ、「またLINKオフィスでやりたいね(=オレトク)」と思われ、かつ、私も、「ココロからオッケイ!(=オレトク)」と言える状況でありたい。
その日まで、「オレトク筋」の筋トレをしておこお~っと!
※1:実質3ヶ月の受講期間中に10日を超えるスクーリングと、2度のワークショップ企画・実践、平行して10本程度のeラーニングレポート提出がある。(なかなかタフなカリキュラムである。)
▼青山学院大学・大阪大学の共同事業 ワークショップデザイナー育成プログラム
http://www.fringe-tp.net/wsdtp/?eid=3934
※2:「オレトク」は「俺得」。(誰の得にならなくとも少なくとも)俺が得すること。
会の名称を決めるときに「『オレ』という表現はイカガナモノカ?」とのツッコミもあったが、今は「オトク」という言葉を想起させる「ちゃっかり感(?)」とともに実効支配しつつある。
6月現在、発展形の「みんなが得する『ミナトク』」もメンバー間で関連語として活用されつつある。
※3:私たちは阪大WSD15期修了(2016年度春学期)。「15」にあやかり、「一五一会」というのがグループの名称。(ベタやな~笑)
■追記
4回目の終了時に「ブログに載せてもいい?」とメンバーに了解を得た(ありがとお!)。けど、1~3回参加のメンバーには了解を得ていない(ブログの影もカタチもなかったので~)、、、が、許されることを既に勝手に?信じています~(笑)